3/22 ドブリーデン!

ハロー! チェコからのメール第一号です。
17日、成田に着いて唖然。我々の乗る飛行機が欠航になっていたのです。
なんと、ロンドン空港のブリティッシュ・エアウェイのコンピューターの
システム・ダウンが原因だったようです。 しかし、なんとか別便に乗れる
ことになり、遅れを覚悟でロンドンへ出航。 ロンドン・ヒースロー空港に
着くと、乗り継ぎにぎりぎりということで、 地上係員の案内でチェコ行き
のターミナルまでダッシュ。 途中の手続きはパスで、とにかく我々待ちの
便に駆け込み搭乗。 十数分遅れでチェコへ出航。 約2時間のフライト、
無事霧雨のプラハに到着しました。 入国検査もスムーズに済み、あとは荷
を受け取り、フラデツへ。
ところが、荷が来ない!オー・マイ・ガッ!
あーっ、7つの荷物は何処に。 航空会社に連絡をしてもらい、18日深夜
に荷物は到着。 が、あっしのスーツケースとかつらの箱が破損。

とにかく、にぎやかなチェコ入りでした。
次回は、稽古のことなどお知らせいたしましょう。



3/24 稽古5日目

フラデツに着いた翌日が顔合わせで、稽古は19日から始まりました。
今週は主に、身体表現のエクササイズで、体操とダンスの先生のレッスン。
争いのシーンの殺陣と舞踏会の振付のためのもの。 先生方は、チェコ人と
日本人との合同レッスンは初めてなのでしょう、 チェコ語と英語の交互の
説明で混乱してました。 今週最後の稽古は本読みで、まずチェコ組、日本
組と交互に読み合わせ、 あるシーンでは同時に読んだり、ミックスしたり、
通訳いりだったりと、 いろんなパターンでやりました。面白かったです。
土日は稽古が休みなんで、今日24日はドラックの芝居を観て、 明日25
日はクロフタの息子の案内で観光の予定。



3/25 Kasparek(カスペル)観劇

ハロー、みなさーん。 本日25日、こちらチェコはサマータイムとなりま
した。ここ数日、雨が降ったりやんだりの不安定な天候で、 今日もどんよ
りと曇っています。
さて、昨日24日に観たドラックの芝居は、「Kasparek(カスペル)」。
マターセクの劇団での最後の作品だそうです。 ドラック劇場は満席で、立
ち見も出、入れない人達もいて、 泣きながら帰った子もいました。 おおま
かなストーリーは、
魔女の魔法で、ロバに変えられた男、 羊に変えられた女、牛に変えられた
少年をカスペルが助ける、 というシンプルな話。
美術は、プロジェクト2000の後の作品でもあるらしく、 あの時のワー
クショップを彷彿とさせるものでした。
クラフト紙の幕、懐中電灯での影絵、投影機やスライドの利用。
こじんまりとした、かわいい美しい舞台でした。



メニューに戻る  次の便り