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「人形演劇プロジェクト2000」ホームページ


ヨーロッパ人形演劇の変革者"劇団DRAK"と美術監督ペトル・マターセク氏の仕事を知るための ビデオ上映会

今まで開催された上映会の報告
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今までに、3回の上映会が開催されました。         
数多くの方々に見ていただきました。ありがとうございました。

また、見ていただいた多くの方々が、アンケートにお答えくださいました。
その中から、幾つかご紹介させていただきます。            


第1回 ビデオ上映会

上映作品
●『Pinokio』劇団DRAK 1992年初演
DRAKの両巨頭、ヨセフ・クロフタ(演出)とペトル・マターセク(美術)の手に
なる傑作舞台。あのピノキオの話が、衝撃的な人形演劇に生まれ変わる。    
DRAK秘蔵ビデオの初上映です。                      

●『ペトル・マターセクの人形・舞台美術』
 96年11月に行われた、ペトル・マターセク氏の人形・舞台美術展を撮影した 
番組。マターセク美術の奥深さと多様さを伝える感動の映像です。       

●『マターセク・ワークショップ・イン・飯田』96年長野NBS放送制作
 96年夏、長野県飯田市で行われたマターセク氏による一ヶ月のワークショップを
迫ったドキュメント番組。人形演劇プロジェクト2000の前史がここにあります。 

飯田のビデオを予定していたが当日は上映出来ずに終了。
参加して下さった皆様には御迷惑をおかけしました。  

レクチャー:人形演劇プロジェクト2000について---黒谷 都 など
日時:5月19日(火)PM7:00-9:00 
場所:シアターX(カイ)において開催。
  入場者数 88+スタッフ
[第1回 ビデオ上映会 アンケートから]
★今日の会の感想をご自由にお書きください。            
・人形劇だから、もっと人形がたくさんでてくるのかと思っていたので、
 予想外の映像を見ることができ、良かった。            
 こういった人形演劇もあるのだということをはじめて知った。    
 舞台のセット(といっていいのかわからないが)もすごくこっていて、
 私はそちらにもとても興味をもった。もっと自分の知らない世界を  
 見てみたいと思った。                      
 そして、「表現する」ということと「生きる」ということについて、 
 私ももっともっと考えていきたいと思う。      (22才/女)

・なんておもしろいんだろうと、まず思いました。          
 人形劇も人形自体も固定観念にとらわれず、もっと自由にもっと楽しく
 考えてつくってゆくということの素晴しさを知った気がします。   
 私は人形をつくっていますが、私がつくりだせる人形のことをずっと 
 考えていました。何かのヒントを得た気がします。         
 ワークショップにもぜひ参加させていただきたいと思います。    
                          (32才/女)

★このプロジェクトに関して、アドバイスを頂けますでしょうか。   
・自由な発想で独特な世界を期待しています。がんばってください。  
                          (32才/女)


第2回 ビデオ上映会
上映作品
「ポートレート・オブ・シアター」
 劇団DRAKの活動紹介。初期の作品、巡演の様子、演出風景などの貴重な資料。
「マジック・ミル」
 魔法の臼にまつわる北欧民話を題材にした、DRAK風のスペクタクル劇。

日時:1998年6月23日(火) 7時〜9時 
場所:シアターX(カイ)
において開催
  入場者数 60+スタッフ
[第2回 ビデオ上映会 アンケートから]
★今日の会の感想をご自由にお書きください。                   
・あらかじめ人形劇の解説がもう少し多くあれば、もっと楽しめたろう。       
 話になじみがなく、楽しんだとは言えない。なぜフィンランドのもので、      
 仏語のせりふだったのか???わからない。                   
 時代状況をからんでると言われてもなぁ…鑑賞の役に立つか?           
                              (48才/男)   
・マジック・ミルから感じたこと:人形劇とは総合演劇であるということを認識した。 
 普段の演劇と違うのは、役者は演じるだけではないということ。          
 そこには「人形」という他者の存在がいて、それを操る技術が必要なこと。     
 そして、その「人形」をそれぞれが、それぞれに「演出」しなければいけないという、
 物語の主導権が個々にあるという部分。前回のこともあり、人間と人形の同化を   
 イメージしていたのですが…。                         
 言葉がわからないためメッセージがわからないのですが、巨大なオブジェが     
 しゃべる部分は恐らく見ている方は相当な迫力ではなかったかと思います。     
 しかし、今回のは、人形、美術、キャラクターに圧倒されすぎて、         
 人間の存在が邪魔になる程だった。                       
 氏のアイディアを上回る意見でもって対抗し、別次元へ行かなければ…       
 感心していてはいけない。                    (女)    

★このプロジェクトに関して、アドバイスを頂けますでしょうか。          
・すごく野心的そうだけど、肩に力が入りすぎているように感じた。         
 ついていけない感じ!でも、まぁ、相当にいろいろ準備は必要だろうとは思う。   
                               (48才/男)  
・自分の経験、知識の中で物をいうのではなく、どうして、今観た物に対する     
 客観的な見方ができないのだろうか。                      
 壇上での会話は、作品に対する素直な感想ではない。               
 自分の知識に逃げるひきょうな意見だ。                     
 こんな頭の硬い人達がいて、新しいものは生まれるのだろうか。          
 次回:銀猫商會とプロジェクト2000、そして、ドラック。           
 その中で、銀猫商會がこのプロジェクトの中枢を握る意味と期待。         
 その理由を伝えたいと思います。                 (女)    


第3回 ビデオ上映会
上映作品
「生命の歌」
レクチャー:沢 則行氏に聞く ペトル・マターセク氏の仕事

日時:1998年9月2日(水) 午後2時30分〜午後4時30分
場所:コミューンX(カイ)<シアターX(カイ)2F>にて開催。
入場者数 48+スタッフ
[第3回 ビデオ上映会 アンケートから]
★今日の会の感想をご自由にお書きください。                 
・「人形劇」でここまでやるとは!というのが一番の感想です。         
 へたな舞台を見るよりよっぽどいい。舞台の変形といい、           
 さらに人形に表情がある!とても暗いお話でしたが、チェコの         
 人達がいかに抑圧されて生きていたか、見えたような気がしました。      
 これを子どもに見せたなんてすごい。                    
                               (30才/女)
・内容とかは重要だとは思うのですが、あたしは本当にチェコの人形そのものと、 
 チェコの人形の使い方がすごく好きで、映像の一番初めの、女の子が歌った時点で
 もう、今日バイト休んで来てよかったと思ったです。             
                               (20才/女)

★このプロジェクトに関して、アドバイスを頂けますでしょうか。        
・その「好き」を貫いて下さい。                       

                               (30才/女)


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