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「人形演劇プロジェクト2000」ホームページ


特別講師・ペトル・マターセク氏紹介

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 1944年、チェコスロバキア、プラハ出身。             
 プラハ美術学校、チェコ国立芸術アカデミー卒業後、幾つかの劇場での仕事
を経て、1974年フラデツ・クラロベーにある劇団ドラックに参加。以来、
美術監督として、現在まで90本以上の作品の装置・衣装・人形・ポスターの
デザインを手掛け、チェコ人形劇の作劇法を視覚的に決定していきました。 
 氏にとっての舞台美術の機能は、「動き」が必要とするものに従い、演技や
遊びの可能性を広げながら変化していきます。空間の知的で象徴的な構造によ
り登場人物の表現を決めていく氏は、「動の舞台美術家」と言えるでしょう。
その卓越した造形力と既製概念を打ち破る斬新な創造は、高い国際的評価を受
けており、俳優劇の美術、国外での創作も多く、ワークショップ指導において
も第一人者とされています。                      
 現在、チェコ国立芸術アカデミー人形演劇学部助教授。本年度は「東洋の技
術」という特別授業を企画し、沢則行氏とともに授業を進めています。   
 マターセク氏は、2つの芸術文化の出会う今回のプロジェクトのテーマを、
「HEAVENLY FOREST 」とし、日本との共同創造の可能性に大きな期待を寄
せています。                             
[紹介者:黒谷 都]                          

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